スパイダー
スピッツのアルバム「空の飛び方」に収録されています。
軽快なアコースティックのリズムから徐々に盛り上がる曲です。私のスピッツ原体験の1曲。
子供の頃はとにかくリズムが好きでした。
学校で毎日流れていたので、頭に染み付いている、とも言えます。
歌詞の意味は当時理解していませんでしたが、「もっと遠くまで君を奪って逃げる」恋になんとなく憧れていました。奪って逃げるような状況、なかなかないと今なら思いますけどねw
30を過ぎて改めて聞き直すと、最後の「力尽きた時はその時で笑い飛ばしてよ」のところが大好きです。
恋愛に限らず、全力で挑んだなら失敗しても、それはそれでいいのかもしれないですね。失敗を恐れてばかり生きてきたので、改めてこういう生き方を目指したいです。長い間聴いていても、歌詞のメッセージって本当に必要な時まで理解できないものだと痛感したのもこの曲です。
思い出から、これからの生き方の指針になってくれた大好きな一曲です。
ここまで読んでくれた方、少しでも気になったら、聴いてくれるとうれしいなぁ。
先日、初めて生でスパイダーを聴く機会がありました。イントロで発狂しましたね。
サビの演奏がアルバムより柔らかい空気に感じたのは、演奏が変わったのか会場の空気だったのか、わかりません。
ただ、ずっと好きだった曲を遂に生で聴けた感動というのは、筆舌に尽くしがたいものでした。